2022/03/24
結婚生活のお守りとなる、結婚指輪（マリッジリング、もしくはペアリング）。夫婦それぞれの薬指に、日常的に嵌められることが多いので、シンプルなデザインであることが多いですね。また、一生モノでもありますから、やはり高級な素材を使ったものが喜ばれます。日本では、ノーブルな銀色の輝きが特徴的なプラチナが、この結婚指輪の素材として人気があります。
アクセサリーメーカーなどの調査では、約8割がプラチナ素材であるいうデータもあるようです。しかし、二人の愛の象徴に相応しい貴金属としては、ゴールドという選択もあるのです。海外ではむしろゴールドの方が人気です。ゴールドといっても色々で、合金にすることによって、様々な色味のものを生み出すことができます。
プラチナのように銀色の輝きを持つ、ホワイトゴールド。こちらは、金にパラジウム、あるいはニッケル、そして銅や銀などを加え、合金にしたものです。もともとプラチナの代用品として開発されたものです。ローズ色の風合いが素敵なピンクゴールド。
こちらは銅の割合が多い合金で、これによりその赤味が増しているのです。アジア系の黄味肌や、日に焼けた肌色にも馴染みが良いといわれます。本来の金色の色味を追求したのが、イエローゴールド。銀や銅の割合を調節することで、色の濃淡に変化を付けることができます。
山吹色のような強い金から、淡い金色のような薄い色味のものまで幅広くあります。現在日本では、プラチナの結婚指輪が不動の人気ですが、今後はこうしたゴールドという素材のニーズも高まってくるでしょう。いずれにしても、科学的に安定した貴金属です。その永久不変の輝きは、二人の愛が永遠に続くようにという願いと重ねるにあたって、実に相応しいものといえるでしょう。
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