2022/03/24
結婚指輪、マリッジリング、あるいはペアリング。呼び方は色々ありますが、主に結婚式において、新郎新婦が交換する指輪のことを指していますね。式のあとも、既婚のしるしとして、それぞれが日常的に嵌めるものでもあります。結婚指輪の素材として人気なのは、プラチナやゴールドです。
日本ではプラチナ人気が高く、約8割がプラチナであるという説も。海外で人気のゴールドは、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなど、いわゆる金色以外の色味のものもあり、日本でも、これからはもっと人気が出てくるかもしれません。男女がペアで指に嵌め、また日常的に身につけるものでもありますから、シンプルなデザインが好まれる傾向にあります。結婚指輪は、それに込められた想いというものが重要視されるアイテムですので、指輪の内側のデザインにこだわる人も多いことでしょう。
指輪の内側といえば、まずは刻印。結婚する二人のイニシャルや、結婚した日などを刻むのが、一般的ですね。これ以外にも、出会った日や、プロポーズの際の言葉など、二人にとって特別な意味を持つことを刻印します。そして、外から見えないこの部分に、宝石を嵌め込むというデザインも、結婚指輪の特性をよく表しているといえますね。
これは、シークレットストーンなどと呼ばれるものです。例えば「永遠の愛」などの石言葉でお馴染みのダイヤモンド、「幸福、幸運」などの石言葉を持つエメラルド、あるいはふたりの誕生石などなど。結婚生活の守護となるような宝石を埋め込んだデザインは、近年人気となっています。想いを指輪の内側に秘めることで、二人だけの愛のお守りといった意味を持たせるわけですね。