結婚指輪をする人、しない人

愛を誓い合った二人が結婚式でお互いの結婚指輪を交換する、というのはごくありふれた光景ですが、結婚した全ての夫婦が結婚指輪をしているわけではありません。結婚指輪をする人の考えでは、いつでも結婚相手のことを思っていたいという気持ちや、習慣化していて身に着けているのが当たり前だという感覚を持っているのでしょう。このような人の多くは入浴中や仕事中でも気にしないで身に着けていることが大半です。特に結婚して日が浅い夫婦の場合はお互いが見につけていることが多いのが特徴です。

では結婚指輪をしていない人はどのような理由でしていないのかというと、まず第一は仕事や家事の妨げになるという理由からです。次に女性の場合は汚れが気になるので日ごろはタンスにしまっているという事もあります。そして年齢が上がるにつれて多い理由が結婚当初より太ってしまいサイズが合わなくなってしまったという理由です。男性も女性も加齢と共に体重が増えて指のサイズが変わってしまうことが多いため、見に付けたくても身に付けられないという場合にはサイズ変更などを行うのも良いでしょう。

このように結婚指輪をする人にもしない人にもそれ相応の理由があり、決して夫婦関係が悪いと決め付けることは出来ません。元々の日本には無かった風習であるため、習慣に馴染めないという人も少なからずいます。どのような態度をとるのかは個人の自由であるため、自分の価値観を人に押し付けないように気をつけましょう。